MOVEMENTのライウイスキーの品揃えは界隈随一
「今なぜライウイスキー?」との声に応えるなら、「美味しくて個性的だから」です。
そのライウイスキーの世界をご紹介します。
What's "RYE WHISKY"?
みなさん、ライウイスキーってご存知ですか?
ライウイスキーは主原料にライ麦(51%以上)
使用した、主にアメリカ産ウイスキーのことを言います。
(カナディアンにもライ麦を使用したウイスキーが
ありますが、別な種類と考えていいでしょう)
生産のプロセスはバーボンなどアメリカンウイスキーに
似ていますが、ライ麦の使用比率、熟成法によって、
個性的なウイスキーが次々と誕生していきます。
発芽させたライ麦麦芽を使用したものは
ライモルトウイスキーということになります。
バーボンと比べてスパイシーなのが特徴ですが
それぞれの口当たりや味の伸びなどは本当に銘柄によって
異なります。これは是非呑み比べていただきたいポイントです。
また、バーボンも同時生産している銘柄は
バーボンとの呑み比べも楽しいです。
かつてライ麦は、そのパンと同様「貧困層の食べ物」として
安価で取引されていましたが、現在ではその栄養価が見直され、
健康に気を遣う人々の食べ物となっています。
ヘルシー食材として見直され、需要の高まりから生産農家は
一時期よりは増えていますが、それでも小麦に比べれば
貴重な食材です。
またライ麦はデンプン量が少なく、糖化が困難と言われています。
J・Dサリンジャーの名作「ライ麦畑でつかまえて」を
読みながら、一杯呑むのも一興です。
オススメ ライウイスキー !!

オールド・オーバー・ホルト
MOVEMENTでの一番人気ライウイスキー。
まさしく「ザ・ライウイスキー」とも言えるバランスの良さとコスパの良さがいい。
お札のようにラベルに描かれた人物はドイツ系開拓民3世でオールド・オーバーホルト社の創設者アブラハム・オーバーホルトです。
ライ麦比率は59%、アルコール度数40%

ミクターズ シングルバレル ライウイスキー US★1
アメリカ最古の蒸溜所ミクターズ社によるライウイスキー。
採算度外視という社風に基づくこだわりの製法。厳選されたライ麦と温度の高い倉庫で熟成した上で、単一の樽から一本ずつ瓶詰めされています。
軽いスパイシーな口当たりのあと、キャラメル、プラム、マーマレードのような甘さが広がっていく、極上のライウイスキーです。
アルコール度数42.5%

ジェームズ・E・ペッパー1776・ライ
ラベルに大きく書かれている「1776」はまさしくアメリカの独立戦争。
その年に生まれたのがこのジェームズ・E・ペッパー社。その後、そのレシピをジョージタウントレーディングカンパニーが忠実に再現。
現在は復刻版です。レプリカと侮るなかれ、アメリカでも徐々に人気が高まっています。
口当たりは強烈にスパイシー、しかし香りは甘く、味の伸びもスムーズに広がっていきます。
是非、来店の際には裏ラベルに注目いただきたい一本です。
ライ麦比率90%、アルコール度数50%
2013年サンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティション金賞受賞

テンプルトン・ライ
アメリカ アイオワ州産のストレートライウイスキー。
テンプルトンは1920年の禁酒法時代に存在した銘柄で、アル・カポネが愛飲していた事でも有名で、死後、独房からも発見されたとされています。
口当たりのスパイシーさは控えめ、スムーズな飲み口と、味の広がりにはさすがというほかはありません。
ライ麦比率90%以上、アルコール度数40%。
2009&2010年・2013年サンフランシスコ ワールドスピリッツテイスティング金賞受賞
MOVEMENTではこのほかにも
ライウイスキーを多く取り揃えて
参ります。
まずはライ飲み比べや
同銘バーボンとの飲み比べ
などお楽しみください。
Rye whiskey呑み比べ2種 ¥1,000・3種 ¥1,500